レコーディングは主に、サックスやトランペットなどで参加しているhikaru yamadaさんが担当し、ミックスはトラックリストの2,4,6,8,9を同じくhikaru yamadaさんが、1,3,5,7,10をギターやピアノなど多彩な楽器を弾いているuccelliさんが手がけてくれました。ライブのような臨場感や生々しさを残しつつ、スタジオレコーディングならではの立体感や迫力も備えている面白い音だなと思います。今回初めて高域がしっかり出るコンデンサーマイクを使って、人前で歌を録ったのですが、全然自分の声に聞こえなくて不思議です。
デザインは7月にリリースしたGrowing Fainterと同じくmelonchoさんにお願いし、あんまり知られていないパレード感のあるジャケットにしていただきました。歌詞カードもクールで大満足です。
曲群はライブで演奏している曲がメインです。2017年4月の結成当初から演奏している曲もあれば、2018年冬くらいから突然やるようになったフレッシュな曲も入っています。ちなみに上述のGrowing Fainterと6曲ほどかぶっていますが、アレンジは大きく異なります。特に、イチオシのトラック"放火"は唯一私が参加していない曲なのですが、"ゆめであいましょう"のギターやドラムを担当している山本さんのノイズギターが炸裂していて、もう一本のギターもhikaru yamadaさんが弾いているのでかなり雰囲気が違います。ソロとバンド(別構成)を同じ曲で異なるアレンジで並列にやっているポップ・ミュージック作曲家ってそんなにいないと思うのですが(私が知らないだけで結構いたらすみません)、曲とアレンジの距離?を感じてもらえたら嬉しいです(どっちも聴いてください、ということです)。
"知らないパレード"というタイトルは、好きな曲の歌詞の「奇妙なパレードがやってきて私を外に連れ出した」というような一節からとっています。「奇妙な」= strange は「見知らぬ」、「未知の」という風にも読むことができるので、「知らない」にしました。
知らないパレード/んミィバンド
1.知らないパレード
2.ストレンジ・ハート
3.すべての街
4.氷が溶ける音
5.水
6.放火
7.景色
8.地平線を抱きしめて
9.出かけよう
10.メキシコ
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